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RCI-NP112K・完全分解
2021年9月14日に、製造から約16年の天井カセット形式業務用エアコンの室内機、日立・RCI-NP112K(2005年製)をファンまで外して完全分解クリーニングした作業記録です。
クリーニング前
分解前の室内機です。
中心部のフィルター部分のパネルを開けたところです。
制御基板です。この機種は白黒の線が3種類あるので、元に戻す際に間違えないようにしておきます。
全部の部品を外した熱交換器です。
違う角度から。
違う角度から。
室内機の外側は通常鉄の板で囲われているのですが、この機種は発泡スチロールそのままです。
ルーバー付き送風口です。
それ以外の部品です。
クリーニング中
洗浄中の様子です。
クリーニング後
熱交換器全体です。綺麗になりました。
違う角度から。綺麗になりました。
天井カセット形はよくあるのですが、熱交換器を支持するアングルの底が錆びてちぎれているため、下がっています。そのため、ドレインパンで支えている格好。年式も古く部品も入手不可能なので、このまま使用するしかありません。
分解して外したファンなどの部品です。綺麗になりました。
フィルターです。綺麗になりました。
ルーバー付き送風口です。綺麗になりました。
汚水です。200リットル以上流して、やっと綺麗になりました。
元に組み立てて、試運転中の様子です。
<洗浄作業が終わったら、洗浄した部品の水分を乾燥させた上で、元に組み立て、動作確認と平行で、後片付けをします。
その後、
①設定温度はエコ設定温度(冷房なら28℃、暖房なら20℃)に変更、
②冷房・除湿後の乾燥設定を有効にして、
③その他エアコンの綺麗を維持するためのアドバイスをして、
お客様に引き渡します。
詳しくは、『エアコンを快適に使用するために』もご覧ください。