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内部クリーンとは?

室内機内部を乾燥させることです

冷房・除湿を使った際に、部屋の湿度が下がった分、エアコンの室内機の湿度が上がり、結果的にカビ的汚れがつきやすくなりますので、それをおさえるための乾燥運転です。

乾燥運転ですので、運転時には熱風が出ます。使用される方によっては、なぜ熱風が出るのか意味がわからないことも多く、わかる方でも電気代がもったいないからと途中で止める方もいます。

メーカーによって、呼び名は変わりますが、「クリーニング」「内部乾燥」「乾燥」「内部清浄」などと呼ばれ、最近は「内部クリーン」に名称が落ち着きあります。

フィルター掃除機能とは違います

名称自体が悪いためか、フィルター掃除機能と勘違いされやすく、業者さんによってはこれをフィルター掃除機能と言い張って、別料金を取るところもあるようですので、ご注意ください。

エアコンはいつから汚れるのか?

新品を動かしたその日、クリーニングしたその日から汚れます。
ある年月が経過してから、ある日突然ボン!と一気に汚れるわけではありません。

ですので、室内機内部の湿気を下げる「内部クリーン」は非常に大事。

設定変更はいつやるの?今でしょ!

メーカーによって考え方が異なり、標準設定されていたり、ご自身で設定しないと有効にならない場合があります。くどいですが、この設定はカビ的汚れに「大きく」影響しますので、今すぐに有効にしましょう。

標準無効メーカー

特に下記のメーカーは、標準無効ですので、有効にしてカビ防止しましょう。

  • ダイキン(運転1時間)
  • 日立/白クマくん(凍結洗浄付きは標準有効、それ以外は無効、運転1時間)
  • 富士通ゼネラル(運転90分)
  • 三菱電機/霧ヶ峰(運転40分)

標準有効メーカー

  • シャープ(運転1時間)
  • 東芝(運転1時間)
  • パナソニック(古い機種は無効、運転1時間)
  • 三菱重工/ビーバー(運転2時間)

設定すら無いメーカー

残念ながら、いまだに設定すらない、あっても毎回室内機の前面パネルを開けての操作だったりします。

  • コロナ(冷房専用は機能なし、冷暖房でも設定ではなく毎回の操作)