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エアコンクリーニングの施工前後での温度測定始めました

作業前に夏場なら冷房で、冬場なら暖房で運転時の温度が正常かは、ほとんどの業者さんは手で風の中の温度を感じてOKかどうか確認しています。
当店も同じで、冷房もしくは暖房運転にして、室内機も室外機も正常に動いているのに、温度がおかしいと思ったら、室外機の冷媒ガスが出ていく側や、返ってくる側の配管を、同じく手で触って確認して、今まで問題はありませんでしたが、なんか弱いなとか感覚的な部分での対応になることもありました。

これからは、温度測定して、その記録も施工事例の中で、写真として載せていきます。

こちらは富士通ゼネラルのAS-AH221Lという2021年製の2.2kw(6畳用)のエアコンです。


・T1(写真の赤):出口(送風口)の温度
・T2(写真の黒):入口(空気取り込口)の温度


が表示され、一般的には10℃以上の差があると正常とされています。
こちらは冷房28℃設定ですが、9.7℃差ですので、少し弱いのかもしれませんし、測定誤差範囲なのかもしれません。

こちらは、パナソニックのCS-X630D2という、2020年製の6.3kw(22畳用)の、室内機側の熱交換器交換直後で、同じく冷房28℃設定ですが、11.4℃差でした。

こちらは、日立のRAS-D56F2という、2016年製の5.6kw(18畳用)の施工後ですが(施工前もほぼ同じ温度差)、28℃だと6℃ほどしか差がなく、20℃にしてやっと10℃差ですので、これは何らかの理由でのガス漏れを疑えるレベルです。

製造後、約9年経過で、9年経って少しずつ漏れるというよりは、何らかの理由でガスが一気に減ったくらいのことが起こったのではないかと考えます。