概要
こちらは、シャープの2017年製・ES-PX8B(容量80リットルのPXシリーズ)という機種での紹介です。
シャープ製の洗濯機は、他のメーカーの機種と違い穴なし脱水槽を採用しており(一部機種のぞく)、脱水槽の内側のみ水が溜まるため、節水になることと脱水槽の外側に水や洗剤が流れないため、洗濯槽と脱水槽の間が汚れづらいという大きな特徴があります。その反面、汚れを防止する槽洗浄がやりづらく、洗濯槽と脱水槽の間の汚れを除去するためには、排水ホースを持ち上げないとこの間に水や洗浄水を溜めることができないためやっかいです。
綺麗前
試運転して異音、正常に止水、水漏れなどの問題がなければ、分解していきます。

排水が外に出ており、かつ山谷ができています。これでは排水がスムーズに流れないばかりか、洗濯槽への汚れの原因ともなってしまいます。最後に修正します。

この機種は上部パネルと脱水槽をねじで連結しているため、このねじの隠しカバーを外してから外します(これは戻す際の写真です)。

上部パネルを外すため、左右の固定ねじ4本を外して、背面のカバーを外し、こちらのコネクタを外します。

上部パネルが外れました。

パルセーターの固定ねじを外します。

次に脱水槽の固定ねじ(シャープはステンレスねじですが、東芝は鉄ねじです)を外して脱水槽を外します(これは戻す際の写真です)。

脱水槽が外れた洗濯槽です。理論上では、洗濯中に洗濯槽と脱水槽の間には水や洗剤はたまらないため、このように汚れないはずです。前述のように、こうなってしまうと、使用者が槽洗浄するためには、排水ホースを毎回持ち上げねばならず、やっかいです。
お客様に確認しましたが、洗濯物がにおうなどの症状はなかったそうです。

外した脱水槽内側です。フィルターがつく、写真では左側だけ顕著に汚れていますが、全体的には、そこまで汚れていません。

バランサーとの接合部分は全体的に汚れています。ただし、上部ですので、洗濯物への影響は少ないと考えます。

脱水槽の外側は、同じくバランサーとの接合部分が全体的に汚れています。こちらも、上部であることと、この外側には洗濯中に洗濯槽と脱水槽の間には水や洗剤はたまらないため、洗濯物への影響は少ないと考えます。

脱水槽の底はほとんど汚れていません。

洗濯パンです。ここを綺麗にしようと思えば、重たい洗濯機をどかさないとならないため、汚れやすくなります。

綺麗後
洗濯槽です。綺麗になりました。

外した脱水槽などです。脱水槽はさっと終わりましたが、撮影し忘れのパルセーターやトップカバーなどは少し時間かかりました。




洗濯パンの清掃前に、元に戻していきます。

脱水槽を戻しました。

パルセーターまで戻しました。

上部パネルを戻して、脱水槽との連結ねじを固定します。

全部戻した後、洗濯パンを綺麗にしました。

洗濯パンの定位置に戻したら
- 電源を入れます。
- 低水位に設定、運転し、水が正常に停止すること、水漏れがないことを確認します。
- 最後に脱水して、異常な振動、水漏れがないことを確認します。
シャープの場合は、ここまで確認したら、洗濯槽を汚しにくくするアドバイスをしてお客様に引き渡します。
