エアコンクリーニングを主に活動しているワタクシには不釣り合いと思われるかもですが、せっかく綺麗にしたエアコンのその綺麗を長く維持するにはどうしたらいいか?と考えを重ねた結果、現時点でのワタクシのエアコンの評価。
「エアコンはリモコンを操作するだけで、瞬時に快適にできる」一方
- でもその快適の裏には、定期的な分解クリーニングが必要
- その分解クリーニングを怠ると、カビ的汚れを撒き散らす厄介者になる
- 同じく分解クリーニングを怠ると、内部の汚れ的物質の影響で、水漏れを起こし、部屋を汚すこともある
- 維持するためには分解クリーニングもそうだが、電気代がかかる
- 設計寿命を超えると故障しやすくなり、交換が必要
- その交換にはまたお金がかかる
つまりエアコン設置をしなければ何も始まらなかったのに、設置した瞬間から色んなことが始まってしまうのです。
個人宅だったら、まだその家庭毎で計画を立てて対応していけばいいのですが、問題は公的機関。特に公立学校。
昔は、学校にエアコンなんてなかった。
なぜなかったのか?
昭和の子どもたちは我慢強かったのか?
ワタクシは、校舎の住環境の違いもあるのでは?と思っています。
そういうことを考慮せず、安易なエアコン設置には反対です。
というのも、8年ほど昔、とある小学校で先生をされている方から、エアコン設置したはいいものの、現在水漏れしているが、いくら言っても対応が進まず、ずっと水漏れしたままだと。
その時思ったのは、設置は予算が取れるのかもしれないが、その後の故障や今回のような水漏れなどの問題、定期的な分解クリーニングについては何も決まっていないのではないか?と。
↓は2017年で8年ほど前なので、ちょうどワタクシがその話を聞いた頃ですが、今はその維持管理についてどうなってるのか気になります。

そしてこちらは2020年で、今から5年前、普通教室では設置率100%になったそうです。
参考サイト:(6)普通教室エアコン設置率 100% _ 鹿児島のニュース _ 南日本新聞デジタル

よく共◯党や◯明党などの議員さんが、「私たちはエアコン設置のためにがんばりました!」的なことを、活動成果報告を見るたびに、エアコン設置以外の方法で、夏場を快適に過ごす方法を徹底的に議論したのかなぁ?って、懐疑的な気持ちで思っています。
ただ、鹿児島は他府県と違って、桜島からの降灰の影響もあるのですが、それでも毎日、必ずその学校に降るわけではないので、もう少し全体のことを考えて設置については決めてほしいと思います。