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パナソニック・CS-WX567C2-W/徹底分解クリーニング
2020年6月に製造から約3年のエアコンの室内機、パナソニック・CS-WX567C2-W(2017年製)をファンまで外して徹底分解クリーニングした作業記録です。
全体的に汚れは軽く、依頼理由は室内機から水漏れしたため、数年経過していることもあるし、洗浄してもらうかということだったようです。
その中でも目立って汚れていたのは、皮肉なことにフィルター掃除機能でした。
水漏れの原因は排水ホースの勾配の無さです。このような配管では水漏れしやすいので、排水ホースだけはすぐに下に降ろすように配管するべきです。本来ならエアコンをつけた業者さんがやるべきなのですが、時間とお客様側のかかる別途料金にかかる経済的な余裕がないと、特別対応まではされていないのが実情です。
クリーニング前
施工前の室内機です。
カバーを外しました。この機種は横長の真ん中辺りに制御基板があります。
フィルター掃除ユニットまで外した熱交換器です。
違う角度から。ほとんど汚れが識別できません。
さらにファンまで外しました。
違う角度から。やっぱり、汚れが識別できません。
分解した部品です。
ドレインパンです。多少は汚れています。
フィルター掃除ユニットと、カビ的汚れが目立って汚れていた制御基板の裏に当たる部分です。
クリーニング後
熱交換器です。元が綺麗だったので、その差はほとんどわかりません。
送風口です。元が綺麗だったので、その差はほとんどわかりません。
分解した部品です。綺麗になりました。
ドレインパンです。綺麗になりました。
フィルター掃除ユニットと、目立って汚れていた制御基板の裏の部分です。綺麗になりました。
排気ファンの出口です。ほこりが付着しているのがわかります。
汚水です。ファンまで外しているのでにごった水ですが、このくらいのレベルなら、依頼はまだ先でもよかったかもしれません。
その後、
①設定温度はエコ設定温度(冷房なら28℃、暖房なら20℃)に変更、
②冷房・除湿後の乾燥設定を有効にして、
③その他エアコンの綺麗を維持するためのアドバイスをして、
お客様に引き渡します。
詳しくは、『エアコンを快適に使用するために』もご覧ください。
室外機まで3mほど、ほとんど勾配の無い状態で、横向きに配管されています。水漏れの原因になります。